居酒屋 柿の木
2017.06.20
作:九十九耕一、ナレーション:五明樓玉の輔、絵・制作:かちのちのら、音楽:余田崇徳、制作監修:ヒーローガレージ
居酒屋 柿の木
秋も深まり、発酵した柿はとろとろの柿酒に。そうなると、「居酒屋・柿の木」の開店です。柿酒を求めて群がる客は、さまざまな鳥たち。その中に近所で一番の古株、すずめのロクさんがいます。江戸風情で、粋で、お節介やき。そんなロクさんが巻き起こす、人情味溢れるドタバタ劇を、落語家「五明樓玉の輔」師匠が語る!とても贅沢な作品です。人が集まる年末年始。お酒やジュースを一杯くぴりとやれば、ロクさんが一言チクリと言いに来るかもしれませんよ。
ある日の夕暮れ、一本の木にたくさんの小鳥がとまっているのを見ました。みんなでおしゃべりを楽しんでいるみたいです。なにを話しているんだろうと思っているうちに、このお話が生まれました。舞台が居酒屋になったのは、私がお酒好きなためだと思います。今回、五明樓玉の輔師匠のナレーションで、落語風に仕上がりました。作者としましても、